映画って本当にいいものですね
スーパーのお菓子コーナーをウロウロして、アポロとマーブルチョコのアソートをカゴに入れた。どっちも子供の頃から好きで、十分すぎるほど大人になった今でもたまに食べたくなるのだけど、好きなものだけが詰まったアソートって嬉しい。 好きな短編がぎっしり詰まっている金城一紀の『映画篇』(集英社文庫)を読んだ。...
View Article砂漠
伊坂幸太郎の『砂漠』(新潮文庫)を読んだ。この本を読むのは何度目だろうか。あ、でも、文庫で買い直してからは初めてだ。単行本で初めて読んだ時、これこそ伊坂作品ベスト1だ!と思ったぐらい大好きな小説なのだけど、読む度に個性的な登場人物のことが好きになって、だからこそ彼らの一人が酷い目に遭う場面を読むのが辛くてしばらく読み返さずにいた。だから久しぶりに読んだのだけど、やっぱり面白かった。...
View Articleキャロル
熱は下がったもののまだ喉に痛みがありのど飴が手放せない。夫が仕事帰りに買って来てくれた龍角散のハーブパウダーinタイプしとやか白桃味というのど飴がのどがスッキリするので気に入ったのだが、近所のスーパーに置いてなかったので、代わりに龍角散ののどすっきり飴シークヮーサー味を買ってみた。これも悪くない。...
View Article開封したてのネスカフェはやっぱりうまい
夕方5時になるとBSで『刑事コロンボ』を観る。主役のコロンボが好きなわけではない。むしろあのねちっこいしつこさには犯人と一緒になってイライラしてしまう。だけど、そのアクのあるコロンボのキャラクターがクセになってつい観てしまうのだ。 堀江敏幸の『燃焼のための習作』(講談社文庫)を読んだ。...
View Articleお嬢様とか読書サークルとか
節分の日だった昨日は恵方巻を食べた。恵方巻を食べたと言っても恵方に向かって一本丸ごと無言でもぐもぐ食べたわけではないけど。夫が仕事帰りに買って来てくれた蟹が入った太巻き寿司はとても美味しく、美味しい、美味しいと言いながらむしゃむしゃ食べた。あんなに美味しい太巻き寿司なら節分の日でなくても食べたい。 米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』(新潮文庫)を読んだ。私にとっての初米澤穂信。...
View Article佐渡の三人
第一話を見逃してしまってすっかり観る気がそがれたドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』。そういえばHuluで配信されているんだったと思って一話から四話まで一気に観たら、これがなかなか面白い。原作である有栖川有栖の小説が気になりだした。有栖川有栖の小説はまだ一冊も読んだことがないので。 長嶋有の『佐渡の三人』(講談社文庫)を読んだ。...
View Article残り全部バケーション
無性に牛すじが食べたい気分だったので、スーパーで牛すじを買ってコトコト煮込んだ。圧力鍋はないので、ただひたすらコトコトコトコト2時間くらい煮込んだ。いい感じに柔らかくなった牛すじにポン酢をかけてネギを散らすだけの牛すじポン酢。美味しかった。 伊坂幸太郎の『残り全部バケーション』(集英社文庫)を読んだ。...
View Article雨読
一度食べに行ってみたいと思っていたインドカレー専門店でチキンカレーを食べた。想像以上に大きくて熱々のナンを「あっつい、あっつい」と言いながらちぎってカレーにひたして食べたのだけど、これがもううまいのなんの。あの外はパリパリ中はモチモチのナンを自分でも焼くことが出来たらなあ。ああ、でもそれにはまずナンに合うカレーを作らないとダメだ。やっぱりまたあの店に行って食べることにしよう。...
View Articleストレートな愛の物語
スーパーでふと目にして久しぶりにフルーチェを食べたくなった。何だか昔よりも味の種類が増えたなあと思いながらストロベリー×バナナを買った。夕食後に作ったのだけどなぜか上手く固まらなかった。箱の裏に書いてある作り方をちゃんと読まなかったせいだ。「1秒に2回の速さで」、「スプーンでとろりとするまで大きく混ぜます」とあるのにシャカシャカと素早く混ぜてしまったのだ。牛乳と混ぜるだけのはずなのに失敗するとは。...
View Article三月は去った
いつの間にか四月。一年の四分の一があっという間に過ぎ去ってしまったことに唖然としてしまう。満開の桜もここ数日の雨で随分散ってしまった。桜が散ると今度は夏が駆け足でやって来そうな気がして、暑いのが苦手な私はもうちょっと咲いていてくれとベランダから見える近所の公園の桜に念を送っている。 深緑野分の『オーブランの少女』(創元推理文庫)を読んだ。...
View Articleトマトの青じそサラダ
小説の合間に箸休めのようにエッセイを読む。今は向田邦子の『夜中の薔薇』(講談社文庫)を読んでいる。いつか読みたいと思っていたのだけど、新装版が出たのをきっかけに買った。しかし、新装版の解説担当を知った時は旧版を買えばよかったかなと思った。どうも苦手なのだ。だが、新装版は文字も大きくなっているということだし、読んだ後で母に貸すにはその方がよいだろうと思って、結局新装版にした。...
View Article明日からゴールデンウィークらしいけど
上手く休んだら10連休とかいう今年のゴールデンウィーク。本当は私の実家に帰る予定だったのだけど、夫の仕事の都合で予定は変更。今のところどこに行く予定もない。これは、いつもと変わらず家で読書なのか?いや、でもすっかり暖かくなってきたことだし、かなり運動不足になっている体を動かしたい気もする。 桜庭一樹の『青年のための読書クラブ』(新潮文庫)を読んだ。...
View Articleわざと遠回りをしたい
さすがにもう寒くないだろうと思って天気の良い日に毛布を洗濯して干して片付けてしまったのだけど、雨が続いたせいか今日はちょっと肌寒く、せっかくしまった毛布をひっぱり出して膝にかけて本を読んだ。...
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